JMS News

JMSワークショップ(アライヘルメット勉強会)を開催しました

今年新たな取り組みとしてスタートしたJMSワークショップは、7月の横浜ゴムによるレーシングタイヤ勉強会に続き、第2弾として、2016年9月28日にアライヘルメットを訪問して勉強会を開催しました。当日は新井理夫社長に創業当時のエピソードなども聞かせていただきました。
本社工場内では、ヘルメットの骨格である成形部門の見学からスタート。一般的なグラスファイバーより30%も高強度のスーパーファイバーなど、様々な特殊繊維をレイヤー状に重ねる帽体の成形、そして全製作行程中唯一、産業用ロボットを使っている帽体のカット行程、厚みや重量を検査する帽体検査、帽体の金型を内製する設備部門などを見学しました。
その後、試験室にてヘルメットの耐衝撃試験、貫通試験、顎紐の耐荷重試験、バイザーの貫通試験など様々な性能試験を見学。アライヘルメットはスネル規格はもちろん、より厳しいカーボンファイバー製帽体を対象としたFIAの規格においても、グラスファイバー製の帽体で十分クリアできる性能を持っていることを試験を通じて理解できました。緩衝ライナーも部位によって硬さが異なる発泡スチロールを一体成形しているなど、様々な衝撃吸収の工夫がなされています。
塗装ラインのある南台工場では、下地から塗装、そして転写シールの作業を見学。片柳工場では塗装まで完了した帽体に、金具など部品の取り付け、ベンチュリー穴の加工、緩衝ライナーの挿入、顎紐の取り付けなどの行程を見学しました。
こうした見学や座学を通じて、アライヘルメットが高い安全性を保ちながらも、軽く快適な装着感を実現するために実に多くの工夫をしていることが強く伝わってきました。また、ヘルメットという一つの道具においても、数多くのパーツで構成されており、それぞれが重要な意味を持っていることが理解できた有意義な勉強会となりました。

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