2017年11月3～4日の日程でJMSワークショップを開催しました。今回は、近年盛り上がりを見せている「全日本ラリー選手権最終戦 新城ラリー2017」を視察しました。新城ラリーは、行政やトヨタ自動車をはじめとする地元企業との連携が成功しているイベントで、近い将来、世界ラリー選手権(WRC)の誘致も噂されています。今回も5万人を超える観客が来場しました。
初日はセレモニアルスタートを中心に視察しましたが、地元高校の吹奏楽部による演奏のなか、新城市長や警察官に見送られて競技車両がスタートする光景は、行政や企業との理想的な連携を象徴していたように思います。2日目は、新城総合公園内で行われたスペシャルステージなどを視察しましたが、会場はバラエティに富んだ地元飲食店や企業が出店し、来場者を楽しませる工夫が随所に見られました。トヨタ自動車の豊田章男社長も訪れ、独特の雰囲気と盛り上がりを見せていました。
参加会員(14名)の多くは初のラリー観戦でしたが、ラリーイベントの現状を知り、行政や企業とモータースポーツの連携などを実感するうえで、非常に有意義なワークショップとなりました。