2018年8月8日、トムススピリットのご協力により、富士スピードウェイ・ショートコースにて、JMSワークショップ「フォーミュラトヨタ・レーシングスクール視察」を開催しました。
フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)は、2000年から始まったトヨタ自動車のプロドライバー養成プログラムです。毎年、夏休みの時期に2泊3日のキャンプが組まれ、将来有望と見込まれた者には次年度にF4などに参戦機会(スカラシップ)が与えられます。今年のキャンプにも、多くの応募者から選抜された15歳から21歳までの12名が集結。講義や走行、そして最後は模擬レースへとみっちり鍛えられます。
FTRSで際立って映ったのが、関谷正徳校長をはじめとする講師陣の豪華さです。とくに中嶋一貴選手と小林可夢偉選手というF1も経験した現役WECドライバー2名に、大嶋和也選手や坪井翔選手といった現役若手ドライバーたちがコースサイドで受講生たちにライブで解説するのは非常に有益と感じました。
今年の受講者の中では、全日本カート選手権などで活躍している野中誠太選手の走りが目立っていましたが、次年度のスカラシップ獲得者については新年度に発表予定とのこと。結果が楽しみです。