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富士モータースポーツミュージアム見学会・勉強会 報告

報告:奥山文彦

2026年4月9日 富士モータースポーツミュージアムで勉強会を実施しました。参加者は高橋(二朗)理事代表、高橋(アキラ)事務局長、石川社員(会員)、石田社員(会員)、奥山社員(会員)日下部社員(会員)、長谷川社員(会員)、原田社員(会員)、両角社員(会員)の9名。この勉強会は1月に開催したモータースポーツナイトで、富士モータースポーツフォレスト株式会社の小宮山泰央氏と高橋アキラ事務局長が立案し実現したものです。

当日は10時に富士モータースポーツミュージアムのある富士スピードウェイホテルのロビーに集合し小宮山氏の解説による見学がスタート。まずは、入り口横にシンボリックに展示されているトヨタ7のエンジンミッションは本物であるが、横倒しでの展示のため本物のボディを使用するのはためらわれ新たに製作したことなど、いきなり裏話をお話していただきました。

入場してすぐの1階フロアでモータースポーツの黎明期の常設展からスタート。奥に進むほどに国内モータースポーツの原点とも言えるレーシングカーの展示となり、ここでもあまり知られてない裏話などが展開されました。

一般の入場者向けに11時と15時から女性キャストによるガイドツアーが実施されているのですが、小宮山氏の解説は現場を体験した人ならではの奥の深い貴重な話でした。

1階フロアの中程右側には、小宮山氏を中心に企画する展示コーナーがあり。現在は先日亡くなった服部茂章氏の企画展が行われています。企画展は年2回のペースで実施される予定だそうです。次回は6月に富士スピードウエイ60周年にからめ1970年代の富士スピードウエイと大御神レース村をテーマにした展示を計画中とのことでした。正式なアナウンスはこれからとなります。

エレベーターで2階に移動すると驚くべきことが連発しました。CART用エンジンでは、「お手を触れないで下さい」と注意書きしてあるペンデュラムダンパーを小宮山氏が手に取りその動きを解説。我々メンバーにも触れさせてくれるというサプライズ。

さらにラリーのコーナーでは普段は閉じられているトヨタ222D(試作車)のエンジンフードを開けて解説してくれたり、ル・マンのコーナーではT S-020のドアを開けコクピット内を見せていただいたりと、通常では見られないものも見学することができました。

今回の勉強会のハイライトは、小宮山氏が2012年から2022年まで東富士研究所に在籍しエンジン組み付けチームリーダーや現地スタッフとして活躍したル・マン24時間レース。

2014年は木曜に突然呼ばれ金曜に急遽現地入りしたこと、2016年トップを走行中にパワーユニットのトラブルでリタイアした原因とその後の分析の話などを聞かせていただくことができました。

これらの逸話は 今回のJMSでの勉強会以外では決して聞く事のできない貴重な経験となりました。

すべての展示を見終わった後は、小宮山氏とJMSメンバーでカフェスペースFun Terraceで懇談したのち解散となりました。

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